ジャズのクラリネット奏者としても知られるウディ・アレン監督の通算30作目の映画。
アレン自身や、ナット・ヘントフなどが回想して語られるエメット・レイというギタリストの話だ。実在したように描かれているが架空の人物。その性格やエピソードはジャンゴをモデルにしているとおもわれる。自動車好き、ネズミを撃ちに行く、ステージあるのに賭けビリヤード、ブランコに乗って登場しようとする、などジャンゴのファンならニヤっとするところだろう。
1930年代という設定で、劇中で流れる音楽(ジャズ)は大変すばらしい。モダンジャズ専門でビバップ以前は聴かないというひとにはぜひとも見てほしい映画だ。古いジャズに対する見方が少しかわるとおもう。
映画の内容についてはここで語らないけど、主演のショーン・ペンが少し気になった。重箱のスミみたいであまりいいたくないけど、弦の押さえ方が本当に弾いてないことがバレバレで興ざめしたんだよね。このことと映画の出来や音楽の良さとはまったく関係ないけどね。え、「バード」よりマシ?
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