シドニー・ベシェというと、モダン派からはせいぜい「初期ブルーノートの経営に貢献した」と「コルトレーンより先にソプラノサックスをつかっていた」という程度の認識だろう。もともとがクラリネットから始めたミュージシャンなのでソプラノサックスの奏法は独特なものをもっている。構造的に難しいとおもうがクラリネットでやるような音程のコントロールを易々とやっている。特徴的なうねうねビブラートも、同じことをクラリネットでやるとおそらくもっと自然な感じになるのだろう。
↑これはRCAビクターのベスト盤シリーズだけど、音質もわるくないしジャケットのイラストが秀逸。エリントンやベイシーなど他のミュージシャンもあり、どれも特徴をつかんだすばらいいジャケットに仕上がっています。
ただ、BNで最初のヒットとなったサマータイムって、そんなにいいかなあ・・・というのがおいらの正直な感想。ていうか、あの曲きらいだしw 日本では例によって人気ある曲だよね。
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