2015年11月23日月曜日

最高のバラード

最高のバラードはどれだろうか。以前にもこんな話したっけ?

あくまでも「演奏」でなく、できるだけ作曲という点で考えてみたい。
昔、かなり昔のジャズライフか何かに、「エンブレイサブル・ユー」が最高のバラードだ、と書いてあった。確かにパーカーのそれやミアンダリングなどを聴いているとそんな気もしないでもないけど、やっぱり原曲は最高とは言えないよね。

マイファニー・ヴァレンタインなんてマイルスの演奏はいいけど原曲はヘタレだと思う。
コルトレーンでおなじみの「セイ・イット」は、コード進行がつまらないからダメ。

名曲過ぎる「ポーギー」はもともとAABA形式ではないから、実際に演奏しようとするとブリッジからのつながりに無理が出てくる。エヴァンスやピーターソンは上手に処理していたけど。

「ボディ・アンド・ソウル」もいいし「あの娘の顔に慣れてきた」もいいし・・・と考えていると、やはりジャズの場合はある名演を念頭に置いて判断してしまう。

とまあ、とりとめのない話になってしまった。 ちなみにおいらのお薦めは、スタン・ゲッツが50年代や80年代に録音している「ユー・アー・ブラゼ」。



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