BNのようなマイナーレーベルと違い、キャピトルとか金があるレーベルは、ジャズのジャケットにモデルを使用していた。
ふと思ったんだけど、こういうジャケットを見て、そのモデルをミュージシャンだと誤解する人はいなかったのだろうか。
だって、ロックとかだと、(刺青の男は別にして)ジャケットに写る人物は本人でしょ。
これはピーターソンの初期の作品なんだけど、
おお、この女性がピアノを弾いているんだな、と思わなかったのかな。アメリカ人は「オスカー」という名前を男性のものとわかっているからいいとしても、日本人にそう思う人はいなかったのだろうか。
じゃあ、これはどうだ。ソニークリスなんだが、
この、バイクに乗っている男がクリスだと思わなかったのだろうか。いや、別に思ってもいいんだよね、誤解されても誰も困らない。レイシスト以外は。
じゃあ、じゃあ、これはどうだ?
「キャノンボール」は男の名前というわけではないぞ(男らしいが)。名前だけでは性別がわからない。これを見て、「ほうほう、この娘がキャノンボールちゃんか。ぐひひ」といったやつはいないのだろうか。
まあ、インストだったら問題ないかも。サックスやピアノの音を聴いていても男か女かなんてわからないから、誤解した人は死ぬまで誤解していれば幸せだと思う。
だが、これはどうだ?もう一度オスピ先生にご登場願おう。
これは、ピーターソンのボーカルアルバムなんですよ。女性だと思って買ったらぶっとい男の声が聴こえてきたら、たまげるわいなあ。このころ訴訟があったなんて話、聞いたことある人いますか?
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