おいらが知っているドラマーで、やたらと曲を知っているひとがいる。プロのひとはたいていレコード聴く時間があるなら練習だ、というひとが多いなか、そのひとはリアルタイムにちゃんとレコードを聴いてきた。だから、おいらが発掘してきたぜ的に70年代~80年代のフュージョン曲の楽譜を配ると「ああ、これね。ドラムがガッドでしょ」とすぐわかる。わかるから的確に叩ける。
それから、バークリーではないけどアメリカ帰りのあるドラマー。トニー・ウイリアムスのように叩くのだ。ああいう叩き方は、一緒に演奏するとけっこうずれてしまう(レコードは普通に聴けるのにね~)から最初はとまどったけど、なれてくるとバンドがシャープになってすごくい演奏になる。
こっちが一緒に演奏して楽しいと思うドラマーは、少々走りクセがあっても優先して仕事をお願いするようにしてるよ。
ちなみに、一般的には上級者向けと思われているマイルスの70年代レコード、ドラマーにはすごく人気がある。おいらの周りをみるかぎりは。リズムが多彩で、打楽器奏者にとっては楽しいらしいね。
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