買いました。音楽関係の書籍はすぐになくなるから高くても興味があったら買っておいたほうがいいというのがおいらの考え。何度も失敗したけどね。今回も失敗かもw
おいらは、難しそうな文章にわけもわからず恍惚を感じる濱瀬信者ではないがチャーリー・パーカーの研究ときいたら読まないわけにはいかない。
パーカーの研究本なら「チャーリー・パーカー モダン・ジャズを創った男」が秀逸だとおもう。それほど高くないのでおすすめだよ。読むと何かつかめるとおもう。
さて、「チャーリー・パーカーの技法」、予想はしていたけど案の定、仲のよい菊池成孔氏が帯に紹介文を書いている。驚いたことにいつもの意味不明な文章ではなくわかりやすい日本語だw
むしろもうひとりの斎藤環氏の文章がなんというか、菊池節である。この文章で購買意欲をあおられる人がいるんだろうね。中身についてはくわしく触れないけど、あいかわらず他の著書同様に音名を「G♭」などではなく「ges」というドイツ語表記にしている。なんという無意味なかっこつけだろうとおもうのはゲスの勘ぐりかな?
今までとはちがい今回は明らかにジャズの本なのだからジャズの人間にわかるジャズ側の言葉で書くべきだとおもうけど。gesだろうがfisだろうが意味はわかるけどさ、即座に理解できるのはジャズ屋であればG♭、F#だろう。
パーカーのフレーズは難解な理論構築から生まれたものよりも自然発生的にできたものが多いと感じる。先人の研究をするのは大いに結構だが無理やりに難解な分析をする必要はないとおもう。
ところでこの本、アマゾンのレビューで、これでもか!というほど叩かれていた。うーん・・・
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