STEVE
KHAN “EYEWITNESS”
スティーブ・カーンはサミー・カーンの息子、といって「誰それ?」というのはジャズファンとしてまだまだ甘い。「あのプロレスラーの?」という人はギャグセンスがあるが古いw
「ああ、君はその程度ね」といわれそうだが、おいらはスティーブ・カーンだったらアイウィットネス結成前の70年代のほうが好きだ。明るくてよい。ブレッカー・ブラザーズに参加している頃が一番好きだな。「BACK TO BACK」でのソロは最高だった。
このアイウィットネス以降は冷静な感情爆発(?)みたいな、いわゆる通向けで路線でねえ。アンソニー・ジャクソンの存在がとくにそう感じさせる。眉間にシワよせていそうな雰囲気。アンソニーはニコリともしないで演奏するところがあるから。
「冷静な感情爆発」って、要するにネチネチと上司に説教されるような感じかw
ところでこの時代のカーンのアルバムはほとんどジャン・ミッシェル・フォロンという人がジャケットのイラスト描いているよね。おいらは4枚もっているけど、ほかにもかなりの枚数あるみたい。カーンのリクエストなのだろう。シンプルながら独特の世界観で惹きこまれる絵だとおもう。この絵の雰囲気そのままの音楽だと思う。
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