KALEIDOSCOPE

以下、敬称略で。

トゥーツ・シールマンスをフィーチャーした、松木恒秀リーダーのアルバム。松岡直也が全曲作編曲と参加なので松岡名義のアルバムと勘違いするかもしれない。

もうね、２曲だけ参加のトゥーツが素晴らしすぎて、何も言えない。ホントすごい。涙が出そうになるくらい素晴らしい。なんとこの曲では珍しくｗ松岡のソロも聴ける。自己のアルバムで、マンテカでやったときもテーマ後いきなりベースソロになった、あの松岡のソロがｗ

で、トゥーツ非参加の３曲では松岡はソロがなく、テナーの清水はどこから聴いてもマイケルのフォロワーでけなげだし、それはそれで楽しめる。

ところで、当初松岡はこのセッションに難色を示していたそうだ。アマゾンのレビューでは「遠慮していた」と優しい表現で書かれているけど、ハーモニカが大嫌いで気が乗らなかったらしい。結局セッション後には考え方を改めて「次の共演を楽しみにしている」みたいな発言をしたみたいなんだけど、それも上から目線の発言に思える。あなたがそういっても、もうあちらは共演したくないそうです、って言われそうだ。
あえて絶滅危惧種のヤンキー風にいうなら「おお？おめえ、トゥーツさんに向かって偉そうにしてるべ？」というところかｗ　ひところの少年マガジンのヤンキーマンガを想像してみてください。




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