ある友人は、プロレス全盛期にはプロレス週刊誌4冊、月刊誌2冊を毎号購読、加えて毎日東スポを読んでいたというつわものだ。顔を隠していてもカラダを見ればどのレスラーかわかったという。すごい話だ。
そんな彼も、ジャズファンがブラインドフォールドテストなどで、「歌声」でなくインスト演奏だけでプレイヤーを当てるのをすごいという。そんなものかと思った。ジャズファンにしてみれば、J-POPで声質で誰か当てるよりよっぽどラクだと思う。小室哲哉全盛期ほどではないけど、同じような歌い方、歌い回しで、ホント誰が誰かわからんと思う。
しかし、ジャズファンにとってはクラシックのマニアの方々が最初の1音きいただけでいつの誰の指揮か当てるのには驚く。これは分析的なことではなく、記憶に基づくものらしいけど。でも、葉加瀬太郎がずっと昔ラジオで「パールマンの演奏は聴けばすぐわかる」といったのもすごいと思った。
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