非ジャズなめるな
知人のベーシストWくんの話。
ある日Wくんがなんとなくネットで「ウッドベース」を検索してたら、ロカビリー系のベーシストが「おれがいちばん、おまえらわかってねえ」という感じで書いているブログをみつけた。まあ、ほかのジャンルでも楽器演奏者はいつも「教えてやる」目線だよね。
「ベースといったらスラップしか知らねえ井の中の蛙が何をほざいているんだ」と思ってしまったWくんであったが、ジャズにはない奏法なので(ミルト・ヒントンだけやっている)やり方を読んでちょっとためしてみようかと考えたそうだ。あくまでもウッドベースね、エレベのスラップでなく。
で、いろいろ調べていたら、スラップ系のどこのサイトみても「最初は血豆ができて痛い」とある。おいおい、おれがいままでどんだけ血豆をタコにしてきたとおもってるんだよ~そんなくらいガマンできるぜ~とおもって試しに一音出してみたらもう痛いのなんの、とのことw
5分くらい練習しただけで通常の演奏どころか日常生活にも影響がでる痛さになるとおもってあっさり断念したと言っていた。普段はジャズのウッドベースは他のポピュラー音楽に負けないと思っていたWくんだったが、たしかにロカビリー系ベーシストが上から目線になるわけだわ、と妙に納得していた。
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