ジム・ホールが亡くなった。いいプレイヤーだったよね。ファンも多く、それぞれフェイバリットのアルバムがあるだろう。
おいらが好きなのはヴァーヴの「インターモデュレーション」。ビル・エバンスとのデュオ作品です。
エバンスとのデュオというと、「アンダーカレント」が有名。名盤扱いされている。でもおいらは、どうもあのアルバムは好きになれない。暗い曲ばかりで、名演以前になんだか楽しくない。あと、緊張感がありすぎる気がする。
それに比べて「インターモデュレーション」はすごくリラックスしているように聴こえる。冒頭の「I’ve got you under my skin」は、エバンスがたまにやるテーマなしの演奏。ホールのソロが快調に流れたあとエバンスのソロに移ったとき、珍しくもないんだけどギターによるバッキングが始まるあたりとか、すごくかっこいい。
それからエバンスのオリジナル曲「turn out
the stars」もいいね。この曲はエバンスのオリジナル曲の中でもかなり好きな曲だ。おいらも何度かライブで演奏している。
その他、ジョビンのものとは違う「jazz samba」とか、わりとレアな選曲。
アンダーカレントとは趣が違うので、アンダーカレントを好きな人も嫌いな人も、一度聴いてみてください。
↓よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキングへ