2013年12月28日土曜日

ロン・カーター 3



どうもおいらはロン・カーターのファンから怒られそうなことばかり書いているけど、たとえば自分がベース・プレイヤーだとしてまわりから「君はまるでロン・カーターだね」とか「君は日本のロン・カーターだ」といわれたらはたしてうれしいだろうか?いくらファンでも微妙な気分じゃない?かれの評価とはそういうものだと思う。

2011年にロン・カーターがビッグ・バンドのアルバムをだした。

グレイト・ビッグ・バンド
 
そのときにジャズライフにのったインタビューが秀逸だったな。だいたいこんなことをいっていた。

「以前からビッグ・バンドのアルバムをつくるのが夢だった」

え~うそでしょ~?あなたくらいのキャリアならもっと早くつくれたでしょ。

「スケジュールが忙しいからリハーサルなどできない。プロデューサーには『集まってすぐにできる若手をそろえてくれ』と頼んだ」

うーん、どこかのボーカルのセリフのようだ。
しかし、メンバーの選定はひとまかせですか。そもそもビッグ・バンドってかなりリハしないと本当にいいものはできないはず。「夢」とかいってるわりに全然知らないような・・・

「レコーディングのときみんな私をちらちらとみるんだよ。無理もない。なんせあのロン・カーターと一緒にプレイしているんだから」

・・・・・うーん、それは「ちょっと、音程わるいよ」とおもってたとか?


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