映画「ラウンド・ミッドナイト」で有名なシーンがあるね。
デクスター・ゴードンが「歌詞を知らなきゃ演奏できないよ」といっているところ。
かっこいいとは思うけど、ちょっとできすぎかもね。友人Wは「オレも歌詞を知らなきゃ演奏できない」などといったけど、そんなこと言ったらチャーリー・パーカーのブルースなんて演奏できない。
バップ曲でも歌モノでも、ジャズプレイヤーにとってはアドリブの素材だから、歌詞がある曲とそうでない曲でアプローチがかわるわけではないし。
スターダストもミスティも、もともとはインスト曲だったから、あとからつけられた歌詞を知ったからといって何がどうかわるのかもわからない。
おいらは歌詞を軽視しているわけではないです。
例の赤本青本あるでしょ、あれは歌詞がずらっと掲載されているけど、おいらはすべて和訳してみました。最初はスラングとか方言とかが辞書にのっていなくて、気づくまで時間がかかったけど。それくらい歌モノの歌詞は好きです。
楽器演奏者はいいとして、やっぱりボーカルは歌詞を知らなきゃいけないだろうね。日本人でも、言語を発するパフォーマンスをしているわけだしさ。
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