SAM
RIVERS “FUCHSIA SWING SONG”
おいらの大好きなピアニスト、ジャキ・バイアードが参加しているが、初めて聴いたときは正直言って少し浮いているように感じた。先鋭的なメンバーのなかで何をしていいかわからないかのようなプレイなのだ。バイアードも古臭いピアニストではないのだけど。それでいて古いこともできるのが彼のすごいところだ。彼を過小評価していた評論家がいたな。
このアルバム、いつものようにアルフレッド・ライオンのプロデュースだけど、そういうこともあり初めて聴いたときは「今回は失敗かな」とおもった。でも曲が進んでいくにしたがって徐々になじんでくるのだ。3曲目くらいになるとまったく違和感がなくなる。自分でリードしている場面もあるし完全に他メンバーとも一体化しているのだ。とまあ、そういうふうに聞こえるんだけど、実際はアルバムの曲順通りに録音したわけではないのだろうからおいらの思い込みなんだろうね。リヴァースの作曲も光るいいアルバムです。
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