2016年8月28日日曜日

SPECTRUM





 
BILLY COBHAM “SPECTRUM”

1期マハヴィシュヌ・オーケストラとほぼ同時期のアルバム。コブハムとヤン・ハマーがサウンドの中心となっているのでマハヴィシュヌ・オーケストラに似ているが、ボス(マクラフリン)不在でタガが外れたのか、良くも悪くも弾けまくっている。明るいマハヴィシュヌ・オーケストラといったところか。うーん、そう表現したら余計わからなくなるよね。どんなサウンドか怖くなってくるかな。

マハヴィシュヌ・オーケストラでのコブハムとハマーの影響力はツインネックのマクラフリンや歪んだエレクトリック・バイオリンのジェリー・グッドマンよりも大きいのだ。いいえいえ、そうは言ってもフュージョンのなかで軟派か硬派かといわれたら断然後者に属するアルバムです。
じつは1曲だけロンが参加している。ジョン・トロペイもその1曲に参加しているせいかそれだけまさにCTIサウンド。やはり彼らは個性的なんだなと感じた。いろんな表情が楽しめる、フュージョン好きのためのアルバム。




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