最近あったこと。初めて会ったボーカルの女性に、
「弁村さん、ギタリストだったらGさんというギタリストを知っていますか?」ときかれた。
Gさんは、この場でも何度か「痛い所業」として紹介した、「相手が女性だと、いばる、語る」という人だ。「ダメだよ、キミ、もっとエラを聴かなきゃ」とかいうタイプの人。
このところGさんとの交流はほとんどないが、風のうわさでかなりブイブイいわしているということはきいていた。
おいらはその女性に「はい、Gさんのことは知っていますけど、あなたもお知り合いですか?」ときいたら、すごい剣幕で
「とんでもない!」
と怒られた。この剣幕で、またGさんが何かやらかしたのだろうと思ったが、おもしろそうなので、その女性に何があったか聞いてみた。大体、以下のような内容。
・・・私のライブに何度か来てくれたんですけど、とにかくなれなれしいんですよ。名前で呼ぶし。それで、ステージが終わったら無理矢理カウンターに呼ばれて、
「キミねえ、もっとエラを聴いたほうがいいよ。あとさ、楽器のことももっとよく知っておかないと。時間ないけど、伴奏してあげるからさ、今度練習しよう。いつにする?」
みたないことを言って。最初はあの態度から大物なのかなと思っていたんですけど、実はそんなことないということがわかって。
先日なんてライブ終わったらいきなり、
「全然ダメ!オレが教えたことがまったく身についていない。話にならない」とか言われて。何も教えてもらっていないんですけどね。・・・
もう、典型的なダメなジャズ屋だよね。女性で歌なら自分に従うと思っている。しかしまあ、同じギタリストというだけでおいらも同じような部類だと思われたくないなあと思った。
おいらはその女性に真理を教えてあげた。
「下心がなければ、男が親切に「教えてあげる」なんていうことは、まずない。」
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