RAUL
DE SOUZA “SWEET LUCY”
ジョージ・デュークがプロデュースなため彼が提供した冒頭2曲は超ダンサンブル。「ダンサンブルすぎる」といわれたハービーの「フィーツ」の100倍ダンサンブルだw フュージョン時代だしね。
サイドメンがこれまた素晴らしい。パトリース・ラッシェンがパワフル。フレディ・ハバードは哀愁たっぷりで名ソロを聴かせてくれる。
肝心のラウルはどうかというと、トロンボーンという楽器の悲しさか、自己リーダーにもかかわらずホーン・セクションをやらされているw マイケルやサンボーンだったらありえないことだ。3曲目以降はトロンボーンによるメロディでありトロンボーン好きにはうれしいところだ。この時代ときどきあったんだけど、よせばいいのに1曲ボーカルをとっている。ランディよりはマシといったレベルだが、音を外している部分がちらほら。やめときゃいいのにね。まあ、この時代はとにかくボーカルが1曲入らなければならないという風潮はあった。それもベンソン先生のせいなんだけどね。
ちなみにラウルと書いてハウウと読むべきでしょうね。
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