ART
BLAKEY & THE JAZZ MESSENGERS “BUHAINA’S DELIGHT”
秋はBNサウンドがぴったり来る。どんどん聴いている。
このアルバムをはじめて聴いたとき真っ先におもったことはブレイキーのドラムの多彩さだ。ブレイキー&JMについては多くの録音を聴いてきたが、彼のドラムは毎度同じなんてことはなく、いろいろなスタイルをもっている(ソロはけっこう同じだけど)。
長尺のドラムソロが収録されているが、迫力あり退屈さを感じさせない。最先端のグループのリーダーとしての一種のオーラのようなものを醸し出しているように聞こえる。新しいメンバーが入ってくるとブレイキーのドラムも変化しているように感じる。
このアルバムはホーン・アレンジについては少し手を抜いている感があるけど、リズム・セクションの一体感が他のアルバムより数段上だ。それは先に書いたようにブレイキーが進化していたからではないかと思うのだ。
モーニンとチュニジアがJMのトップ人気だけど、ほかのアルバムも、そしてBN以降もいい録音がたくさんある。さすがだ。
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