「名探偵登場」
76年のアメリカ映画。音楽担当はデイヴ・グルーシン。76年でグルーシンというと、ジャズ界ではブレイク寸前という状況、かなりジャズ度を期待できるのだけど、あっさり裏切られる。せめてラロ・シフリンくらいはジャズ度をだしてほしかったなあ。いや、期待しすぎなんだな。
映画としては極上のコメディで楽しめるし音楽もぴったりはまっているのだけど、ジャズ要素はゼロ。残念。しかし俳優はみな名演。ピーター・セラーズの中国人役はハマリすぎている。アレックス・ギネスの盲目の演技も脱帽。
で、これ↓はジャズ要素を期待しなかったら予想外にジャズっぽかった映画。いやいや、これを最初からジャズ要素期待している人がいたら「気は確かか?」といいたくなるw
「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」
PIT
INNでのシーンや、ウッドベースをフィーチャーしたジャズっぽい雰囲気の曲がBGMで流れたりする。数作前から満男(寅さんの甥っ子ね)がフルートを始めているんだけど本作では「音楽家になりたい」といっております。
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