ART
BLAKEY & THE JAZZ MESSENGER “THE BIG BEAT”
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズにウェイン・ショーターが参加した最初のアルバム。JM在籍時のウェインは音楽監督という立場であるせいか同時代の他のバンドのサイドメンでの演奏より積極的でエモーションある演奏をしているけど、このアルバムがダントツに元気がいいように感じる。
JMはこのメンバーで61年に来日公演をしたのだけれど、このレコードを聴くだけで当時は相当な衝撃だったのではないかなと想像できる。評論家の久保田二郎はJM来日公演を聴いて、彼らがモードによるハーモニーの再構築を土台にアドリブをしていることをいち早く指摘し、日野皓正と菊池雅章は楽屋を訪ねてモードについて教えてもらったそうだ(ウェインに尋ねたのになぜかティモンズが答えたとか)。まあとにかく大変すばらしいアルバムです。これ以上いうことないな。いずれにしてもBNのJM(ジャズ分からん人には意味不明な暗号だな・・・)はどれも最高。
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