ビル・エヴァンスは作曲家としてもかなりすぐれている。後期の演奏を聴いていると、特にそう思う。
もっとも、彼の曲は彼が演奏するからいい、というものも少なくない。
さて、おいらが特に好きなのはやはり「Time remembered」。エヴァンスによるモード入門曲ともいえる。まったくドミナントが出てこない進行は、聴いているとスムーズだけど演奏するときは最初はとまどうかもしれない。
それとは逆に「Turn out the stars」はⅡ-Ⅴの連続とも言える曲。個人的にはこのアルバムのヴァージョンが好き。↓
Intermodulation
ジム・ホールとのデュオです。アンダーカレントよりもこっちが好きだね。
エヴァンスは初期のころは「Five」とか、プレイヤーはおもしろいかもしれんがリスナーはまったくおもしろくないぞ、といいたい曲も書いていたけど、60年代に入ると名曲をたくさん書くようになる。たまに「Interplay」なんてどうしようもないのも書くけどね。
続く。
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