タワーレコード限定で70年代の野口五郎のアメリカ録音(通称:アメリカ4部作)が再発された。70年代好きのジャズ・ファンには有名なアルバムだよね。アルバムによって参加ミュージシャンはかなり異なるが、リトナー、カールトン、ブレッカー・ブラザーズ、サンボーン、デヴィッドT、スピノザ、ドングロ、など(いつもの)錚々たるメンバーだ。
うーん、欲しい。しかし邦楽アルバムゆえ再発といえども高い。いまどきは千円以下で再発CD買う時代だから、2千円オーバーでは躊躇してしまう。
しかし参加メンバーはいいとしても音楽性はどうなんだろう。野口の音楽はひとつも知らない。そうおもってYOUTUBEで79年の映像を一つ見てみました。
おお、いい曲じゃないか!むしろ、野口の音楽そのものにハマりそうになる危険があるから買うのをためらってしまうわい。
しかしさ、タワレコ限定だけどアマゾンでも割高で取り扱っているんですよ。だから例によってアマゾンのレビューをみた。購入者のレビューはアルバムを絶賛してるからまあいいんだけど「商品の説明」というところにCDジャーナルの引用があるんだよね。それがひどい。
「アイドルでありながらギターを捨てきれなかったからどっちつかずになった」。
まあこれはどうでもいい。ふーん、そうなのというところ。
しかし「ランディ、サンボーンをバックに気持ち良く歌っているがファンが望んでいたものはこれだったのか?」
「ファンとのズレを感じる」
と、なかなか痛烈。そうかなあ?いいんじゃないの。いい音楽だよ。それにレビューはいい意見ばかりで批判的なのはないじゃん。SMAPだってブレッカーとか海外一流ミュージシャンが参加しているころが一番いいし(というかそれしか聴けないw)。
ジャズ・ファンにも聴かせられるという意味で二重に優れているとおもうね。これらのアメリカ録音のアルバムが当時の野口の音楽性をいちばんよくあらわしているとおもうよ。
とかいっても、まだ買っていない。買ったらこの場で報告すると思うので、少々お待ちください。
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