先日、というか昨年、チャールズ・ミンガスのDVD(海賊版)を購入した。64年のドルフィー在籍時のやつでさまざまな映像がでまわっている頃なのでYOUTUBEでも見られるかもしれない。
ライブなのに曲を途中でやめてもう一度やり直すなど、本で読んだエピソードそまんまのことをやっている。ダニー・リッチモンドは葉巻をふかしながらドラムを叩いていた。ジャキ・バイアードはタバコを指に挟めながらピアノを弾いていた。左手の人差し指と中指ではさんでいるのでその指だけは使わないでピアノを弾いているのだ。うーん、かっこいい。同じことを身近な人がやったら「ピアノに灰が落ちるからやめろ」というけど。こういうところにはミンガスは寛容だったようだ。
ミンガスのバンドはこの頃の編成に一番人気があるそうだけど、ミンガスの音楽を一番理解していたのがバイアードじゃないだろうか。おっと、当然「ダニーのつぎに」という注釈が入るけどね。
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