ALAN
PASQUA “TWIN BILL”
ピアニストのアラン・パスクアによるビル・エヴァンスゆかりの曲の演奏。帯には「ビル・エヴァンスへのオマージュ」とかいてある。ずいぶん前に日本の洋画家がある外国人画家の作品にそっくりな作品をたくさん描いていてそれがばれたときに「○○氏へのオマージュだ」という意味不明なコメントをしたのだが(いまでいうところの「インスパイアされた」と同じか)たしかにオマージュと感じさせる。というのは、演奏がエヴァンスそっくりのテイクがいくつもあるから。おいらはピアニストじゃないので細部まではわからないけれど、ヴォイシングはまるでエヴァンス本人のように聞こえるし、特に右手によるシングル・トーンが70年代のエヴァンスのエレピのフレーズを連想させる。ここまで似せられるとは驚きだ。
シリアスな作品と思わせるけどジャケットには遊び心があり、なんとなく違和感を覚える。例によって日本盤のみ追加曲があり、それがなんとルグランの”YOU MUST BELIEVE IN SPRING”なのだ。エヴァンスのファンならこの曲はうれしい選曲だろう。ところが・・・
ふふふ。はあ・・・やはりボツになっただけありますわ。アルバム構成上からもないほうがよかった追加曲です。他においらがもっているパスクアはサイドメンでの1枚だけ。その1枚とはこれです↓
TONY
WILLIAMS LIFETIME “MILLION DALLAR LEGS”
はっはっは!
みんな若かったなあ・・・。
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