とことん本音のジャズ噺
ジャズを愛する全ての人に捧ぐ。
2015年1月3日土曜日
バド・シャンク・カルテット
以前、「
フルートと4ビートは合わない
」とえらそうに言ったことがある。そのときも「バド・シャンクのフルートもねえ・・・」と言っていた。
で、久しぶりにシャンクのレコードを取り出して聴いたんだけど・・・
「あれ、合わないこともないじゃん。てか、すごくいい」
もともとこのアルバムは3曲目のバラードが大好きだったんだけどね、フルートを吹いている2曲が好きではなかった。ところが、嗜好は変わるのかな、いいんですよ(エリントンの「Do nothin'~」を速く演奏するのは気に入らないけど)。
レーベル「パシフィック・ジャズ」は、西海岸のレーベルのわりには物悲しいレコードが多い気がする。で、シャンクのフルートはとにかく物悲しいんですよね。アルバムとしては最低の「ジェームス・ディーン・ストーリー」でもそれがわかる。このアルバム、チェットでなくシャンクが主役です。いや、ほとんどソロもないから主役とは言えないか。
ちなみにこのアルバム、おいらの「ジャケ買い」失敗の第1号。暗くてつまらないのだ。
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