2015年1月28日水曜日

渡辺貞夫さんのインタビュー番組



先日、BSで「100年インタビュー」という番組があった。いままで知らなかったが著名人のインタビューの番組なのだろう。渡辺貞夫さんがゲストだったので初めて見てみた。
貞夫さんは80歳を超えているとはおもえない印象で、話もすごくおもしろく90分くらいインタビューなのだけどまったくあきずに一気に見られた。貴重な映像も少し流れた。84年のライブでエリック・ゲイル、ガッド、ウィル・リー、ラルフ・マクドナルドたちとリハーサルをしているシーンだ。ウィルはあいかわらず男前で踊るように動いていた。

インタビュアーはなかなかアホで、「なぜ大きな会場ではなく小さなところでやるのか」と聞いていた。ジャズがロックやポップスみたいに爆発的に売れる音楽じゃないからに決まってるだろうが。何百万枚もアルバムが売れるのなら貞夫さんだって東京ドームでライブしてるよ。

同じ日の夜に貞夫さんのビッグバンドによるライブも放送されたのでそれも見た。
いやー若い若い。すごいね。ゲイリー・マクファーランドのバンドにいただけあって、彼の編曲、作曲したものもいくつか演奏したのがマクファーランドのファンであるおいらにはうれしかった。しかし演奏はいいのだが音がよくない。ミュージシャンたちの音色っていう意味じゃないよ。PAのスタッフによるものなのかテレビ局側のせいなのかわからないけど、いかにも今のジャズという感じの全体的に澄んだサウンド。迫力のあるサウンドと正反対のものだ。ジャズは時代とともに変化するというけどこういうところも変わっていくんだねえ。



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