ギル・エヴァンスの伝記である。けっこう分厚い。副題として”LAS VEGAS TANGO”とかいてある。はっきりいおう、あの曲のどこがいいの?だいいちタンゴじゃないじゃん。ラスヴェガスっぽくもない(行ったことないけど)。まあそれはおいといて、本の内容について。
このテの本特有の傾向で、最初はまあおもしろいけど後半がただの公演記録の羅列になるという、そのまんまです。特筆すべきことをあえていうなら、マイルスの「QUIET NIGHT」をちゃんと駄作と認めているところだねw
個人的にはビリー・ハーパーとかジョージ・アダムスとかハンニバルなどのキー・メンバーをもっとくわしく書いてほしかった。
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