元気がない演奏だという意見もあるけどさ、洗練さと枯れ具合の絶妙なバランスがすばらしいとおもうよ。疲れたときにもすっと入ってくるアルバムだね。
しかし不満があるのだ。なぜボビー・マクファーリンがいる?タイトル曲は映画ではデクスターが吹いていただろ。それがなぜマクファーリンになるのだ。ラストの曲、チャンズ・ソングでも同じ。なぜマクファーリン?デクスターが演じるターナーが娘の前で演奏するシーンがありその音源だとおもったのに。他の楽器ならまだしもあんな裏声きかされてもなあ・・・。
マクファーリンといえば、ご存知、ダバダバスキャットのひと、スペインとかが有名。まともな歌唱でヒット曲を飛ばしたこともあるんだけどね。
彼がインタビューで「なぜこのようなスタイルなのか」ときかれたとき「演奏するより歌う方がはやいから」といっていた。なんだその理由は?そりゃ誰だって歌う方がはやいわい。
「でも彼のような歌唱力は誰にでもあるわけではない」という声が聴こえてきそうだが、「おい(以下省略)」といいたい。
よろしければ投票してください!
音楽(ジャズ) ブログランキングへ