ずいぶん前、ようやくYOUTUBEが世間に浸透してきたころの話。
知人から初めてYOUTUBEの存在を教えてもらったときは衝撃だったなあ。
動画サイトとかいわれてもなんだか意味わからんけど、そのサイトでミュージシャンの動画がみられるそうな。
当時はジャズの動画はなかなか見られなかったからね。とりあえず検索してYOUTUBEのサイトにいきました。
おお、たしかにサイトがあったと感動してふと止まってしまった。だれの映像を見ようかと。特に何も考えてなかったんだよね。一瞬マイルスの第2期黄金クインテットと考えたのだけど結局おいらが検索したのは・・・マクラフリンのシャクティでした。あるわあるわ、どれから見ようかと迷うくらいありました。おお、みんなあぐらで演奏してるじゃないか! かっこいい。つくづくいい時代になったもんだと実感しましたねえ。
ただ、問題点もある。レコードの音源が(違法なのか?)アップされていること。ジャズのCDが売れなくなると、稀少盤の復刻もされなくなってしまう。
それから、同様にレコードの音源がアップされていることにより、ミュージシャンが楽譜を読まない・解釈しようとしなくなったと思う。
おいらはけっこう頻繁に、バンドのメンバーが知らない曲を採譜してリハに持っていく。 知らない曲だから楽譜が苦手なメンバーもよく読んで練習をする。また、知らない曲だから自分なりに解釈をして演奏し、結果としてオリジナルな色を出せるようになる。
ところが、最近は無料でYOUTUBEで音源を耳にすることができるので、楽譜を読まずに、聴いた感じだけで符割を理解したり、頼んでもいねえのに(おっとはしたない、ホホホ)オリジナル録音のコピーみたいなことをしようとする。
こちらはオリジナル録音を採譜しているとは限らないし、あえてオリジナルと変えて書くときもある。安易な方を選んでいてはいつまでたってもレベルはあがらない。
あと、たまにコードがわからなくてテキトーにあてはめているときもあるから、オリジナル録音を聴いて「あ、違うじゃん」とバレるのもかっこわるいw
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