ジャズの教科書でありこの本を読めばジャズができるような印象の書籍名である。
しかし、この本にジャズのアドリブ方法みたいなことは書いていない。書かれてあるのは初歩の楽典と、コード表記法、あとはアレンジの基礎みたいな内容だ。いえいえ、文句をいってるわけではないよ。よい本ですよ。
でもさ、30年くらい前はジャズの本といってもこの本くらいしかなかった。そんな中で期待して買ったはいいが、「え?」という印象だったことは否定できない。いまはものすごくジャズの本が多いよね。いい時代になったなあと思う。
まあ、あえてわるい言い方をするなら、「タイトルにだまされた」というところかな。ほかにも「アドリブ自由自在」とか、ジャズに役立ちそうで役に立たない本はけっこう買いました。ははは。
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