すばらしいドキュメンタリー映画です。簡単に説明すると、コンゴ（民主共和国のほう）の首都、キンシャサにおける、半身不随のホームレスたちによる音楽活動に密着取材したもの。必見です。
「音楽をすることで、ひったくりをしなくても生活できるようになった」というセリフが印象的（記憶があやふやだけど）。
彼らの歌詞は、ホームレス生活を普通に受け入れている、冷静に考えるとすごくショッキングな内容。
主役ともいえる少年の自作の楽器がすごい。拾ってきた空き缶に棒を１本くっつけて弦を張った、「１弦空き缶ギター」これを絶妙に調節しながらメロディを弾くのだ。天才である。アフリカとひとくくりにして申し訳ないけど、リチャード・ボナのすごさとリンクした。
ちなみに副題の「もう一つのキンシャサの奇跡」、「キンシャサの奇跡」は有名なモハメド･アリの勝利のことだけど、「キンシャサノキセキ」という競走馬がいるんだそうな。この映画のＤＶＤを知人に貸してやろうとしたら「競馬の映画？」と言われたｗ
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