2014年10月17日金曜日

リズムをごまかすな



ジャズに限ったことではないけど、アマチュアでリズムをごまかすひとがいる。
リズムを理解しないで適当にやっている。リズムというのは適当にやっては絶対にダメだ。曲のなかでのキメならなおさら。
ダメというよりも適当にやったら合わない。結果的に合うこともあるがそれはたまたま合ってるだけ。
適当にやるひとはそもそも楽譜でリズムを読もうとしてない。読む努力をせずに、ネットで出回っている音源を聴いて覚えようとする。拍のウラとかの感覚がない。わるいけどそんなんじゃ簡単なキメもあわないよ。

以前友人のサックス奏者F君に頼まれてライブを手伝ったのだが、そのときのリハで1か所だけキメのある曲をやった。キメといっても小節のアタマでポンと音を出すだけ。小学生でもできるレベル。しかしF君がドラマーに「ここだけあわせてね」といったらドラマー氏しばらく譜面をみて「・・・、まあやってみよう。やればわかるでしょ」といった。おいおい、このくらい読んでよ。まえにも書いたよね、こんなひと。

こういうのはドラムだけではない。譜面が強そうなイメージのピアニストにも、ジャズの場合はこういう人がいる。1拍目のアタマでブレイクと書いてあるのに必ずその前の小節の4拍目裏でブレイクするが4拍目裏でブレイクという譜面をわたすと必ず次の小節のアタマでブレイクする。こんな簡単なレベルなのにリズムを理解しようとしないでフィーリングで適当にやろうとするからこうなる。シンコペーションなんかもう最悪だよね。

こういう人とフレーズのユニゾンがあると、どんなに練習していてもつられてまったくできなくなるよ。


話は違うけど、変拍子は慣れないとやりづらい。たまに変拍子に慣れていない人とフレーズのユニゾンをすると、あっちが走ったりもたったりまるっきり違うリズムで演奏するので、やっぱりつられてこちらもできなくなる。



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