Bossa Nova Pelo Passaros
スタン・ゲッツの「Jazz Samba」からゲッツが抜けるとこんな感じになるのか。楽曲はいいけどバードの力量不足で聴き流すだけのアルバムになっている。
アメリカ人によるアレンジだろう、不必要にセンチメンタルな弦のアレンジがこれまた嫌になる。ボサノヴァをとことん暗くしている。カラっとしていない。
しかし、駄曲だと思っていた「Ho-ba-la-la」がこのセンチさによって新しい魅力を放っているし、CD追加の「Outra vez」に至っては原曲と曲想がまったく変わっていて、これはこれで別の曲としておもしろい。
ジョビンの「1」、ボンファの「2」と競ったか「three note samba」は、やめときゃよかったのにというところ。
ボロクソいってるわりに、けっこう聴いています。
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