MATT
DENNIS PLAYS AND SINGS”
名曲の初演や本人による自演はジャズではハズレの場合がけっこうあるけどこれは別。「コートにすみれを」はコルトレーンのやつも名演だけど作者本人の歌唱によるこっちのほうが情感がダイレクトにつたわってくる。
「EVERYTHING HAPPENS TO ME」はビル・エヴァンスの演奏などから悲しいバラードとして知られているとおもうけど、じつはコミカル・ソングだということがわかる。
「ANGEL EYES」はおいらが知っているなかではここでのものがベスト。てか、これ以外は単に暗くて駄曲にしか聴こえない。
その他にも彼の代表曲が多数収録されている。とにかく大名盤。ボーカル嫌いの人（あ、おいら？）はぜひ聴いてもらいたい。
おいらがもっているＣＤはずいぶん前に買ったやつなんだけど、ピアノとボーカルがマット・デニスということ以外まったくデータがない。録音年月日などもかいてない。ＳＪのディスクガイドみても何も書いてなかったから一般的にも詳細は知られてないのかな。
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