2016年5月6日金曜日

ザヴィヌルさん



あくまでもおいらの個人的好みなのだが、ジョー・ザヴィヌルが嫌いだ。繰り返すが個人的なものなので以下の断定的な文章はすべて末尾に「~だと感じる」と付け加えて呼んでください。

エレクトリック・マイルスに参加したキーボーディストでハービーとチックは音色の選択も演奏スタイルも芯が通っているが、ザヴィヌルには一貫性がない。変化自在というほめ言葉もあるが彼の場合は個性がないだけ。NYにでてきてキャノンボールとそのバンドに世話になったくせに、音楽的にマイルスのほうが上だと感じてマイルスには尻尾振ってキャノンボールには後ろ蹴りをしていた。個人が何をしようが勝手だろうけど、キャノンボールのバンド在籍時に「イン・ア・サイレント・ウェイ」を作曲してナットが「ウチのバンドでやろうぜ」といったのを拒否するのは彼らを下に見ていたことにほかならない。

WRはジャコ在籍時以外はクソだというのがおいらの持論だけど、ジャコ在籍時でもいいのはジャコだけ。絶頂期の76年~80年でもウェインは存在感ないしアースキンはフルバンドドラムのスタイルそのまま。ジャコがスランプになって「弾くリックがない」といったことに対してザヴィヌルが「リックを弾かなきゃいいんだ」とアドバイスしたのは有名だけど、色眼鏡をもっているおいらには「オレみたいにてきとーにやっとけよ」というふうに聞こえるのだ。

なぜこんなにザヴィヌルが嫌いなのか?白目がないから?ヘンな帽子かぶってるから?ウェインの読経をからかったからか?いや、ちがう。実は、顔が知人に似ているからなんだよね~。あと、たぶん実力と比較するとジャズ界一のビッグマウスだよね。



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