すいぶん前だが、寺井尚子さんがブレイクしたときにはバイオリンって表現力が豊かですごい楽器だなとあらためて感じた。おいらもバイオリンやりたいと真剣におもったもんだ。無理なのはわかっていたけど。
しかしアルバム1枚聴くとなにか物足りないんだよね。新鮮だったから最初のうちはいいんだけど。フランス・ホット・クラブだって初めてきいたころはグラッペリにばかり耳がいってジャンゴはおまけ的に聴こえたけど、いまではその逆。むしろグラッペリがいない中期以降のほうがおいらは好きだ。こう感じるのはやはりバイオリンの音にアタックがないからなんだとおもう。管楽器も弦楽器もアタック音が重要。スタッフ・スミスもわりとたくさん聴いたけど、そう思ってしまう。ベースのアルコだって、技術的にすごいのだろうけどジャズには所詮あわない。いっちゃあわるいがつまらない。ピッチカートのほうが伝わってくる。
あ、だからロン様はあえてバッハをピッチカートでやったのか(棒)
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