このブログに、いろんな人の話を書いてきた。「さすがにネタだろ」と思うかもしれないが、特定されないよう少々の変更を加えたものもあるものの、基本的にはすべて実話である。おいらもいま改めて「いろんな人がいるなあ」と驚いている。
プロの中には奥さんに刺されたとかリー・モーガンみたいに恋人に撃たれたなんていうとんでもないツワモノもいるが、おいらの周りにも精神に異常をきたした人もいればいきなり塀の中に入ってしまった人もいる。はっきりいってかなり詳しく書きたい話もあるのだけれど、さすがにまずいなあと思う。
そういう自分はどうなのかというと、自分自身のモノサシではかる限りでは、フツーの人間であり、世間の多数派との違いといえばロン・カーターとロイ・ヘインズがあまり好きでないというくらいではないかなあと思う。
とか言いながら、誰かのブログで「知人のBというギタリストは・・・」などと書かれているのかもしれない。
まあジャズなんかやってる人はポップスファンから見れば全員が変人なわけであり、ジャズファンやジャズ関係者の中で「自分は普通だ」なんて言っていても安心できないのかもしれない。
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2016年5月31日火曜日
2016年5月30日月曜日
いえ、100万25歳です
ジャズをたくさん聴いていろいろな本を読んで深く知ってくると、なんとなく自分が見てきたような話し方になることがある。
「このころのマイルスはスランプで苦しんでいたんだけどこのアルバムからがすごかったんだよ」
などというのはまだいいほうで、
「昔はよくレスター聴いたもんだ(レコードでw)」
とか、
「グレン・ミラーが消息不明と(本で)きいたときは唖然とした」
こういうのは半分リアルタイムで体験したつもりになっている。
以前の知り合いで若手ドラムのK君はジャズに興味を持ったばかりのころおいらにやたらと「○○聴いたけどいいっすね!」などと報告していた。ある日これを聴いたといってもってきた。
HINO-KIKUCHI
QUINTET “ACOUSTIC BOOGIE”
「いやー、超感動したっす!だって日野サンと菊池サンの27年ぶりの共演っすよ!?」
「・・・君、まだ25歳でしょ」
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