2015年8月16日日曜日

黙っていたほうがよかったかも



ボーカルがもってきたコンサート・キーの楽譜を黙ってそのまま吹く管楽器奏者がいるよね。本当は移調しなきゃできないはずなのにそれをせずとも演奏できる、すごい、かっこいい、うん、わかる、ボーカルは移調楽器なんか知らないから気づいてないけど他の楽器の人に対してはアピールできてます。

でもね、ちゃんと「本当は移調した譜面も用意しないとだめなんだよ」といってあげたほうがいいんだよね。こういうところもジャズでボーカルが一段低く見られる要因のひとつだとおもうんだけど・・・。すみません、えらそうなこといって。


頭の中で移調できるのはすごいね。おいらもコードならそれでなんとかなるけど、音符は無理だな。でも、そんなことできなくてもいいと思う。

以前、あるサックス奏者が「コンサート・キーを頭で移調して演奏できるようならなきゃならない」と言っていたから、「どうして?」ときいてみた。
「セッションでボーカルの人がCメロしか持ってこないから」
「そんなの伴奏しなきゃいいじゃん。きみ、ホストでもないんでしょ」
「いや、でも歌伴やりたいならそれくらいできないとダメと先輩にいわれたんですよ」
「へえ、歌伴やりたいの?」
「・・・いえ、特に。そうか、そうですよね」

おいらも歌伴なんかやりたくない。


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