ボビー・ハッチャーソンのアルバムというとまっさきにでてくるのが「ハプニングス」だろう。
うん、たしかにすばらしい。大名盤である。しかしみんな処女航海ばかり注目している。おいらとしては1曲目のアクエリアン・ムーン、そこでのハービーのソロからがすばらしいとおもう。
さて、あまり知られていない(そうでもないか)このアルバム。
おいらは「ハプニングス」よりこっちのほうが断然いいとおもう。硬派じゃないジャケットのせいかあまり評価されていないと感じる。
チック・コリアが参加していて、これがもうとにかくすばらしい。「ハプニングス」とは、ピアニストを聴き比べるとおもしろいかも。ハービーとチックはやはり甲乙つけられないなというのがおいらの感想。とにかく全体的に全員がいい演奏していて感動的。必聴です。
しかし特筆すべきはじつはドラムのジョー・チェンバースだね。彼は過小評価されている。同じフリー出身であるトニーに負けない自由な表現力と技術をもっている。音楽一家で本人はピアノと作曲もやるそうだ。まあこれ以前のBNのハッチャーソンのアルバムでジョー・チェンの曲があると決まって「どフリー」だったので評価が低いのは仕方ないのかもw
ところで最後の曲、チックのファンならニヤッとするはず。
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