2014年5月3日土曜日

初めて手にしたギター



おいらが初めて手に入れたギターはゴミ捨て場から拾ってきたやつだ。

当時はジャズは好きで聴いていたけど、楽器のことなどまるでしらなかった。ギターの弦は5本だとおもっていたしw

そのひろってきたギターはいわゆるフォークギターで、弦は当然なかった。それがジャズで使われるギターとはちがうということすら知らなかった。

さっそく近くの楽器屋に弦を買いにいった。何を買えばいいのかもわからなかったんだけど、とりあえずアコギなんだからナイロン弦がいいのだろうとおもった。その時点ですでにまちがっている。

そこで弦のテンションというものがあることに気付いた。ソフト、ミディアム、ハードとあった。
何も知らないおいらは、やわらかいものはすぐに切れるからハードがいいとおもってそれを買った。メーカーは忘れたけど黒いナイロン弦だった。

家に帰ってどうにか弦を張りさっそくコードフォームを押さえてみた(たしかFだった)・・・・といいたいが固くておさえられない。テンションが強すぎて初心者のおいらにはきつすぎるのだ。30分か1時間か頑張ってみたが指が痛いなんてもんじゃない。おいらにはギターは向いてないのだと判断して弾くのをやめましたとさ。
そのギターももとのところに捨ててきた。そう、おいらは一度ギターを挫折しているのです。

再度挑戦するのはこれよりずっと後のはなしである。
 

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