2014年5月19日月曜日

機械のように正確なドラマー(笑)



シャンソン歌手の伴奏をしたとき。

バンドはそのときだけの寄せ集めだった(みんなうまかったけどね)。

曲数も多いので当日のリハーサルはけっこう長い時間をかけた。
ある曲で歌手の方が「ここからここの部分はドラムソロにしよう」と提案した。長さは16小節くらいだったとおもう。みんな譜面にそのように書き込んだ。

そのときのドラムさんは、音が大きいが歌の伴奏はちゃんとそれなりの音量にコントロールできるという、すぐれたひとだった。

さて本番。
数曲やって、そのドラムソロをいれる曲がはじまった。
よくあることだけど、歌手が譜面とちがう行き方をした。リピートしないところでリピートしたのだったかな。そして自分が言い出したドラムソロも忘れてしまった。はは。
おいらやほかのメンバーは当然、歌が行ったとおりにあわせて演奏をしていたんだけど、ドラムだけはちがった。まわりの音など耳に入ってないようで譜面どおりに叩いていたのだ。

案の定、歌の途中なのに大音量のドラムソロが始まったw
歌はそのままつづいていく。ドラムもまわりを聴けばわかりそうなもんだけど、自分の音がでかいせいかきこえてない。歌のバックできっちり16小節ドラムソロをやりきりました。

おいらは吹き出してしまった。



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