先日、某有名ミュージシャンがクスリで逮捕された。
ジャズでは古くはクスリを使うのがあたりまえの時代があり、パーカーがヘロヘロで録音したものもあるが、あんなのどこがいいのだ?ミンガスは「赤裸々に表現されていて、最高だ」といったらしいが、すべてを赤裸々にさらけだすのがいいのであれば、酒でベロベロになって録音すればいい。絶対につまらないものになるけどね。
「周囲の期待が原因だ」という評論家みたいなひともいたが、ほう、それじゃなにかい、本人がわるいのではなくおいらたちがわるいというのかい?おっと、おいらは別にファンでもなく期待していなかったわ。しばらく経ってから初めて例の代表曲を聴いたとき「な、なんて駄曲なんだ。売れたんだよな?そうか、これがドラマタイアップの力か」 と思った(本当です)。
だいたい、プレッシャーから逃れるための服用じゃなくて、単に快楽の倍増のための服用でしょ?違うの?
マイルスはクスリ漬けのコルトレーンを解雇したりしたが、自伝を読むと、本人も慢性的な依存症にならないまでも何度もことあるごとに服用している、最後まで。ダメだ。
ウェス師匠は最後までクリーンだったはずだ。スタン・ゲッツはクリーンになってからの80年代以降こそが最高だ。ジャコはおかしなヤツラのせいでクスリを覚えるまでが最高だった。
昨日の記事はクスリの話だったけど、これは「こういうのは最低だ」という意味での記事なので。
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