2014年3月18日火曜日

ジャズ好きな女性とは



楽器を演奏しないボーカリストは、伴奏する人をかっこいいと思うようだ。周りを見てほしい。ピアニストとくっついたり、ギタリストと付き合っているボーカルが多いと思わないか。

サックスやドラムの場合、単独で伴奏できないから、「2人で練習しようか」と誘うことができない。痛恨であろう。ざまみろ。

伴奏してくれるというだけでなく、「楽器を演奏できる、かっこいいわ」という非常に偏った経路を通じて認識されるので、ちょっとブサメンでももてるのだ。

とはいえ、おいらはそんなのに縁がなかった。なぜだ。そうか、そうだよな。

だから世の中のピアニスト、ギタリストは、マッコイやマクラフリンのコピーをやめて、スタンダード曲をたくさん勉強して、フォルテ以外で演奏できるようになったほうがいいと思う。

ただ、おいらたちのモチベーションがあがるようなボーカリストがいることが条件だろうな(お、言い切ってしまった)。

ある先輩がおいらにいったことがある。「いいか、この時代にロックでなくわざわざジャズなんていう売れもしない音楽やっている時点で変人だ。ましてや女でジャズを歌っているなんて、かなりの変人だと思わないか?」

そうだよね。いっておくけど、これは女性差別ということじゃない。男ですら「ジャズやってます」「ジャズ聴いてます」といったら「へえ、かわっているねえ」といわれるのに、それが女だったら、いくらこっちがジャズファンでも「あ、ボクもジャズ好きなんですよ~奇遇ですね」とはいわず「変なヤツ」と思ってしまうかも。

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