2017年8月17日木曜日

BOB JAMES & EARL KLUGH “ONE ON ONE”



 
BOB JAMES & EARL KLUGH “ONE ON ONE”

有名ミュージシャンのタッグ、グラミー賞受賞、タッパンジー特有の気合の入ったダブルジャケットなど、総合的に判断してさぞかし熱演が収録されているのだろうとおもうひとがいるかもしれないが、まったく反対のサウンドだ。ジャズ道の上級者なら素晴らしい演奏を楽しめるとおもうけど、ジャズをよく知らない人が聴くと単なるBGMにしか聞こえないとおもう。まさにハート・オブ・サンデーとかハート・カクテルである(知ってる?)。逆に言えば天気の良い日中しか聴けない。というか、そういうシチュエーションにはぴったり。おっと、BGM扱いしているような感想か。
とにかく、さすが70年代にすでにスムースジャズをやっていたボブ・ジェームスだ(ほめ言葉ではないw)。かといって、けなしているように聞こえるかもしれないけどちがいます。おいらはこのアルバムすごく好きだ。

しかし驚くことにこのサウンドには似つかわしくないある有名ベーシストwも数曲参加している。ライトな演奏に飲まれてしまったのか、得意のグイィィィンは控えめに一度だけ。しかし中ジャケでわかるけど、レコーディング時にカウボーイハットをかぶって大物ぶりをアピールすることはしっかり忘れてない。さて誰でしょう。ヒント。Rで始まってRで終わる人です。自分のことを「オレとやるんだから、みんな緊張するよね」という人です。



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