RICHARD
BONA“SCENES FROM MY LIFE”
アルバムを買って聴いてみたらイメージしていたものとちがって期待外れだったということがあるけど、このアルバムは期待外れ度はかなり高かったのではないかな。ボナが「第2のジャコ」みたいに騒がれていたころにリリースされたのだけど、全編ボナのボーカルでテクニックをみせるようなところがなかったからね。しかし、期待が外れたからといって悪いとは限らない。ボナが示したこの音楽はまったく知らなかった世界だし、現地語で訳詞もないから何をいっているのかわからないけどなぜか心に響くものがあった。編成もシンプルで、ゴテゴテしていないのが素材の良さを光らせていた。ジャズだとかジャズじゃないとかを超えた音楽のよさというものがある。
WILL
LEE “OH!”
もうひとつ期待外れを。ジャンルを問わずひっぱりだこでライブでも素晴らしいパフォーマンスを見せるウィル・リーの初リーダー。ブレッカー・ブラザーズでデビューして歌唱力にも定評があり、当時はSMAPのアルバムで素晴らしいグルーヴをしていたウィル・リー。多くのファンが待ち望んでいてついにリリースされたわけでおいらも発売日に買ったんだけど・・・これも全編ボーカルのアルバム。やたらといろんな楽器をかぶせるのでご本人のベースは2曲目以降はほとんど聞こえない。しかもポップスというかロックというかどうでもいいような曲ばかり。期待外れで文字通りハズレだった。
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