「ジャズはムードだ」とは、評論家寺島靖国氏の言葉であるが、まったくそのとおり。ジャズに限らず、おいらは基本的に音楽はムードで聴く。BGMとして聴くという意味でなく、シチュエーションごとに聴く音楽を変えるということだ。
簡単に言えば、みなさんラテンとかボサノヴァって夏の昼間に聴きたいでしょ。夜があうラテンもあるけど、つまり、「この音楽はこういうときにぴったりだよね」というのがあると思う。それが「音楽はムードだ」ということだと、おいらは考えている。
ジャズは夜が合うけど、ウェス師匠のヴァーヴものは昼間が合う。タンゴは当然夜だ。
で、ポップスしか聴かない知人と話していたら、「自分は、好きなときに好きな音楽を聴くだけだ」と言ったから、言ってやりましたよ。
「ポップスは、ムードを持たない音楽だから、簡単に言うといつ聴いても70点とかだ。ムードを持つ音楽は、ムードとはずれたときに聴くと40点とかかもしれんがぴったり合うときに聴くと100点満点で200点の感動があるんだよ」と。どうでしょう。
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