Wrapped in a Dream
久々にスパイロジャイラのアルバムを。ここまでホントがっくりくる作品が続いてきたけど、このアルバム、ジャケットも、それから曲のラインナップも異国風で、何か新しい世界を(つまりようやく方針転換したんじゃないかと)期待したんだけど、1曲目のドラムとオルガンを聴いたときに「またこれか!」とうんざりした。ずっとこのパターン。
そして、そのあと続く曲も全然ポップでなく何が言いたいのかさっぱりわからない。個人的にはタイトルチューンが一番嫌い。
ただ、「トレドの印象」は全盛期ほどのキャッチーさはないにしても最近のおかしな若者音楽路線wでなく骨太のフュージョンに仕上がっていて、楽しく聴ける。
それにしても、これがグラミーノミネートだと。リアルタイムでずっと追っかけてきたファンとしても納得いかない。もっともポップスばかり重視するグラミーなんてジャズファンは最初から期待していないけどね。
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