KING
CURTIS “LIVE AT PHILLMORE WEST”
熊谷師匠がクルセイダーズの「STRECTH」でのメンバー紹介がかっこいいといっていたが、このアルバムのメンバー紹介も相当にかっこいい。名前を呼ばれて楽器がだんだん追加されていくやつだ。
有名曲「青い影」はソプラノサックスをつかっているのでガッド・ギャングのバージョンに慣れている身としては新鮮に感じる。この曲は低い音域の方が合うと思う。同様に、サンボーンでなじんでいた「ソウル・セレナーデ」もちょっと新鮮というか違和感。こっちの方がオリジナルなのにねw
R&B系リズムセクションのノリのよさに加えてメンフィス・ホーンズというホーンセクションが音楽を盛り上げる。70年代になってこういったストレートアヘッドなジャズ以外のミュージシャンとの垣根がどんどんなくなっていった。文字通りのクロスオーバー、フュージョンのはしりだ。いくらアレサ・フランクリンといってもバックバンドにしておくにはもったいない。だってリーダーを筆頭に錚々たるメンバーですよ。ま、フレーズは「ジャズじゃないよね」なんだけどね。
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