2017年7月7日金曜日

ハーフノートの謎2

ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオVol.2

今度はハーフノートVol.2の謎について。

この音源は、当初ストリングスとかをかぶせて発表したのだそうだ。はっきりいって超名演ですよ?ミスティは全ジャズ録音の中でも特に(緊張感はなく、リラックスできるという路線だけど)。ウェス師匠のインプレッションズとか、ライブ盤の4on6とか。

それを、なぜわざわざストリングスのオーバーダブ?クリード・テイラーの考えなのか?だとしたら相当アホ。おいらはストリングス入りのものは聴いたことがないけど、最初からそれを想定していたスタジオ録音ならともかく(ウェス師匠のギターはストリングスにも合うから)、熱いライブ演奏にストリングスをかぶせるなんて、聴かなくてもクソだとわかる。

おまけに、音源が不完全な曲については、ヘタクソで明らかにハサミを入れたとわかるやり方で、強引に後テーマをつけている。そんなの途中でフェイドアウトすりゃいいじゃん。つけた後テーマは前テーマと同じ部分だから、結局フェイドアウトしてるし。この編集もまったくダメ。すばらしい音源を手にして、どうしてこう様々にアホな編集をするのだろうか。



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