ハーフノートの謎
言わずと知れた、ジャズ史上最高のソロの1つが収録されているハーフノート。このアルバム、コルトレーンのバードランドライブやゲッツのシュライン同様、ライブ盤と言いながらスタジオ録音も収録されている。
コルトレーンのはどうかわからないけど、ゲッツのものは「どのテイクも落とせなかったが1枚には入らないし2枚には足りない」ということで、急遽翌日にスタジオ録音したのだそうだ。ま、ノーマン・グランツだから「アット・シュライン」でないことなどまったく気にしなかったと思う。ゲッツのオペラハウスなんて、オペラハウスでなくてシュライン公会堂での録音だし。
で、このハーフノート、同じヴァーヴでもグランツでなくクリード・テイラーの時代である。にも関わらず、B面はそっくりライブ録音でない。音源が足りなかったのか?いや、「Vol.2」と言ってほかにもすばらしい演奏が発売されているじゃないか。あるんですよ。それなのになぜ?理由はわからない。おいらが知らないだけなのかもしれないけど。
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